市内のダウンタウンにある築91年の市庁舎は、映画『チャイナタウン』や『L.A.コンフィデンシャル』のロケ地としても有名だが、歴史のあるこの建物にネズミがはびこるようになったのは、近隣の建物が昨年に解体されてからとみられる。

 

 ネズミたちは、鉢植えに巣を作り、カーペットをかじり、あちこちにふんをしてまわり、市議会議員と職員は、ネズミが運動会を開いているようだと口をそろえる。

 市庁舎につながる建物で昨年働いた後、チフスにかかったと思うと話す市の女性法務職員は、米CBSの番組で、あのときは不調の原因が分からず、死ぬのではないかと思ったとし、恐怖を訴えた。

 ネズミ問題が深刻化したことで、市議会のハーブ・ウェッソン議長は今週、市庁舎および隣接する建物内での「害獣の活動範囲と駆除に関する問題」について調査を求める動議を提出した。

 ウェッソン氏は、市庁舎の5階にある自身のオフィスのカーペットにネズミやノミがはびこるなど、問題が悪化したため、自身のスタッフに対して年末の休暇中は建物への立ち入りを禁じ、すべてのカーペットを剥がさせたと説明。現在は市に対し、27階建ての市庁舎内のすべてのカーペットを剥がすことを検討するよう要請している。

 市長室はAFPの取材に対し、ネズミの問題については懸念を持っているとした上で、近いうちに解決できると考えていると述べた。(c)AFP